定義
新築とは、竣工後1年未満で、かつ未使用の状態の物件のことを指します。この定義は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいています。品確法(平成11年6月23日法律第81号)の第2条第2項に以下のように定義されています:
「この法律において『新築住宅』とは、新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことのないもの(建設工事の完了の日から起算して1年を経過したものを除く。)をいう。」
新築の期間
行政が行う建築確認手続きの終了検査が終わり、検査済証が発行され、記載されている日付が正式な物件完成日となります。この物件が未使用の場合のみ、その日から1年以内が新築と表記してよい期間となります。
注意点
- 築後未入居でも1年経過した場合: 新築表記はできません。
- 築後1年未満でも一度入居した場合: 新築物件ではなく、「中古物件」となります。
まとめ
新築物件は、竣工後1年未満でかつ未使用の状態の物件を指します。行政の検査済証に記載されている完成日から1年以内が新築と表記できる期間となり、一度でも入居された場合は中古物件として扱われます。この定義は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいており、正確な理解が重要です。