オートロックの定義
オートロックとは、物件の共用部分であるエントランスに設置され、自動的に施錠を行うセキュリティシステムです。オートロックを開錠しなければ物件内に立ち入ることができず、防犯面で優れています。
オートロックの開錠方法
オートロックの開錠には以下の方法があります:
- 住民による内部からの解除
- 鍵
- 暗証番号
- カードキー
オートロックのメリット
- 住民以外の人間が入りにくい
- オートロック付き物件は、住民以外の人が入りにくい仕組みとなっています。住民以外の立ち入りを防ぐことで、安心感が得られます。
- 訪問営業や押し売りを避けやすい
- 新聞の訪問営業や商品の押し売りを避けることができます。オートロックがあれば、玄関先まで来ることを防ぎ、インターホン越しの会話だけで対応が可能です。
- 空き巣などに狙われにくい
- エントランスと玄関の2つの工程を突破する必要があるため、空き巣は避ける傾向があります。
オートロックの注意すべきポイント
- 「絶対に侵入できない」というわけではない
- 住民や宅配便の配達員に続いて侵入するリスクが考えられます。
- 比較的、家賃が高い
- オートロック設備がある物件は家賃が高くなりがちです。しかし、安全を買うと考えれば大きなメリットになります。
- 鍵を忘れたり紛失すると大変
- 鍵を忘れると部屋に入れず、紛失するとリスクが高まります。鍵の厳重な管理が必要です。
- スマートキーの電池切れ
- スマートロック対応物件では、スマートフォンの電池が切れると利用できません。通常の鍵も持ち歩くと安心です。
オートロックの種類と特徴
- 集合キー式
- 玄関に設置されている差し込みタイプの鍵と同じもので開錠するタイプです。1つの鍵で2箇所の開錠ができるため、便利ですが、パターンが合致すれば開錠されてしまうリスクがあります。
まとめ
オートロックは、住民以外の立ち入りを防ぎ、防犯面で優れたシステムです。しかし、絶対に侵入を防げるわけではないため、他の防犯対策と併用することが重要です。家賃の高さや鍵の管理に注意しつつ、安全性を考慮した住まい選びに役立ててください。