こんにちは!高級賃貸バイブル開発者の大坪です。今日は素晴らしい新機能を開発しましたのでその発表をさせていただきます!
その名もAI物確くんです!
なんで問い合わせした物件はもう終わってるの?
まず、なぜインターネット上のサイト、スーモもホームズもそうですが問い合わせしてみるともう終了している、や申し込みが入っていると言われることが多いのでしょうか。
賃貸物件にはそれぞれ管理会社があり、そこが募集中のステータス(募集中、申し込みあり、契約済みなど)を管理しています。不動産仲介業者はその管理会社に電話して空室の確認をしています。
募集中の物件は東京で150万物件あり、都心の高級賃貸に絞っている不動産会社でも15000~20000件の物件を掲載しています。それらすべての物件を常に管理会社に電話して募集のステータスを更新することは不可能です。1回の電話で1分使ったとしたら15000分必要で、それはつまり250時間、最新の状態に保つ作業だけで10日かかってしまいます(笑)
しかし更新できる物件数のみの掲載ではお客さんが不足してしまいます。つまり掲載している不動産情報の鮮度を最新に保つのは不可能なのです。。
新開発したAI物確くんって何?
そこで高級賃貸バイブルはこの問題を解決する為にAIを使い新機能を開発しました!これがAI物確くんです。どんな仕組みか解説していきます。
まずトレーニングデータを用意します。サンプルとして100の物件を用意し、その物件を掲載しているウェブサイト5つのステータスを特徴量とします。そして正解データとして実際に大坪が管理会社に電話をしてステータスを確かめます。
物件Aに対し
⇒特徴量
ウェブサイト1:募集中
ウェブサイト2:募集中
ウェブサイト3:終了
ウェブサイト4:終了
ウェブサイト5:募集中
⇒正解データ:募集中
このデータセットを作成し、機械学習にかけます。ライブラリはscikit-learn(サイキット・ラーン)を使用することにしました。
scikit-learnでウェブサイト1~5のステータスの状況と正解データの相関を調べ上げ、相関の高い部屋情報をAI物確くん導入住戸として表示させることにしました。
これにより部屋情報にAI物確くんと表示されている部屋の空室率は80%以上を達成することができました!😻
AI物確くんのお陰で信用してお問い合わせできます!
自分でもかなり画期的な仕組みだと思います。これでスーモに問い合わせしたらもう終わってた、なんてことは当サイト(高級賃貸バイブル)ではあり得ません!!(^^)!
しかし相関が低いお部屋もありますので、全ての部屋情報でAI物確くんを導入することはできません。部屋情報の間取り図の下に導入済みかどうか画像があります。それを参考にして下さい!
皆様のお部屋探しに是非お役立て下さい_(._.)_